トラブルは勉強以外でも(その1:人間関係)

お子さんは受験生である以前に、一人の小学生です。
日常生活を送っていれば、勉強以外のトラブルだって起こります。

そんなときに大事なのが、日常の親子関係です。
そもそも、お子さんは日頃から悩みを打ち明けてくれますか?
困った時に、助けを求めてきますか?

普段の親子関係が良好でないと、子供が頼って来てくれません。
すると、親は「子供が今どんなことで悩んでいるのか?」全くわからないまま、その自覚すらない状態に陥ってしまいます。

この状態は盲点を作り出します。
成績が低迷しているとき、つい模試や小テスト、普段の学習状況を分析して原因を見つけたくなります。
しかし、本当の原因は人間関係のトラブルだった、なんてことは実際によくあるのです。(学校や塾の人間関係の悩みで、勉強に手が付かなくなってしまうのです。)

普段から良好な関係を築けていないと、こうしたトラブルの早期発見は困難です。

私の場合、いざと言う時に相談相手になれるよう、毎日生徒が塾に来たら、顔色を確認し、タイミングを見て「調子はどう?」などと声をかけていました。

日常の関係性が築けていると、いざという時、生徒から悩みを打ち明けてくれます。会った瞬間「今日は、目が死んでるけどどうしたんだろう…」と気付けることもあります。
逆に、日常の関係性が築けていないと、トラブルの存在自体に気付けません。トラブルが判明しても、生徒が本心を出さないため、解決が遠のいてしまいがちです。

これは体感ですが、トラブルの相談を聞いたときに
「どうしてママには、そのことを言わないの?」と生徒に聞くと、
「ママは大事(おおごと)にするから。」
「こんなこと言ったらママに怒られる。」
と言われることが多かった気がします。

子供は大人のことをちゃんと見ていて、
「この人は、大袈裟に騒ぎ立てる」
「この人は、落ち着いてしっかり聞いてくれる」
といった判断をして相談相手を選んでいます。

どうか、お子さんが安心して相談できる、そんな関係を築いてください。
お子さんにとって、かけがえのない拠り所になってあげてくださいね。
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