「夏休み明けのD判定」をどう捉えるか

夏の成果を模試で確認する時期ですね。

「精一杯頑張っていたし、伸びているんじゃないか…」
そう思って蓋を開けてみると、第一志望D判定(合格可能性20~40%)なんてことはよくあります。

D判定は、親子ともにショックですが、まだ望みが断たれたわけではありません。
ここで「夏休み明けのD判定」をどう捉えるか、それが大切です。

①「D判定=不合格」ではありません。
「受かる子は、いつもA~B判定をとっているはずだ」と思っていませんか?そんな子は、合格者の中でも上位層の子です。
合格者の中間層〜下層は、模試のC~D判定を覆した子たちです。
今、同じタイミングで同じ判定の誰かは、2月に合格を勝ち取っているはずです。あなたのお子さんがそうなる可能性だって十分あります。
これから次第です。
具体的な作戦は、通っている塾に相談するのが堅実です。
(それでも、塾が信用できない方は私に相談してくださいね。)

②安全校(滑り止め)を含めた受験校のプランを考えましょう。
D判定の第一志望に全力で挑戦するにあたって、注意するべきは滑り止めを作っておくことです。厳しいですが、「現状、不合格の方が可能性として高い」のですから、不合格の場合どうするかは早めに考えておいてください。「最悪、ここなら行かせても良い」と思える学校を、安全圏(A判定)の偏差値帯から見つけてください。
以下、受験校のプランを考える上でのポイントです。

・第一志望校〜第四志望校の偏差値帯は、10~15ポイントほどの開きがあって自然です。

・志望校を考える上で、ついつい「大人だけ」で決めてしまいがちです。ですが、実際に通うのはお子さんです。6年間通う、大切な学校なのですから、お子さんと一緒に決めることを忘れないで下さい。

・校風が気に入っても、問題の傾向的に併願に向かない組み合わせ、というものはあります。塾はそうした情報を熟知しているので、志望校のプランは塾とも相談してくださいね。

・安全校は一月のうちに一つは設定してください。特に初回の受験は「練習」として、安全校にするのが堅実です。例え、絶対に行かない学校であっても、最初に合格を手にしておくのは、お子さんのメンタルを保つ上で非常に大切です。

第一志望校を、D判定で諦めてはいけません。親が諦めてしまうと、それを子供は感じ取ってしまいます。
親が燃えすぎるのも、諦めるのも、子供には悪影響です。
毎日、頑張って勉強しているお子さんを応援してあげてくださいね。


※「うちはE判定なんだけど…」と思っている方へ。
①「あと少しでD判定だった」場合
基本的には上と同じです。お子さんの気持ちをよく聞き、このまま頑張るのか、志望校を変えるのか考えてください。子供の心が折れている場合があります。「諦めちゃダメ」と親が、子供の気持ちを置いていってしまわないようにしてください。逆に、子供がまだやる気なのに、親に「諦めろ」と言われてしまうと、勉強自体のモチベーションがなくなってしまいかねません。

②「D判定すら、ほど遠い」場合
志望校を変えるのが現実的かもしれません。中学入試は2月の前半に固まっています。したがって「ある学校を受ける=それ以外の学校を受けるチャンスを一つ手放す」ことになります。お子さん、塾とよく話し合って、作戦を練り直してください。
「こうなったのは塾のせいだ!」
「ここからは全部自分が面倒を見る!」
これは破滅パターンなので、これだけは止めてくださいね。
そうなってしまいそうでしたら、私にお話を聞かせてください。
相談に乗ります。

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https://jyuken-hotline.jp

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